お客様のご要望に +αの価値を。
CADによる3次元設計はもちろん、断熱性や耐火性、強度解析を自社で行い、スピード感と正確性を両立した開発設計技術を有する組織です。ハウスメーカー様向けサッシ納入40年の歴史で培われた力を武器に、社外デザイナーとのコラボレーションによる意匠設計にも挑戦するなどの新たな試みにも意欲的に取り組み、夢のある住空間を創造し提案してまいります。社会を彩る魅力あふれる製品を開発・設計し続けることで、お客様満足度の向上に努めます。
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調査・研究
時代、時世、イマを知ること。 ミチなる価値はここからはじまる。
事業を取り巻く環境は、日々目まぐるしく変化していきます。時代の流れを素早く読み取り、行動を起こすことが重要です。私たちは、将来を見据えた新技術・新素材・新機構の研究開発により、新しい価値の創造を目指しています。
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企画・分析
市場ニーズから導き出す、 研究技術を活かした企画力。
要素技術を活かした企画の立案を行います。また、開発ネットワークを活かした情報収集や、お客様との密な情報交換により、市場ニーズの分析を行っています。
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開発・設計
ユーザー目線、 +αのものづくりにこだわる。
常に、+αのお客様満足を目指した製品設計を行い、「ユーザーにやさしい製品」をモットーに開発を行っています。
半世紀以上、アルミと向き合い続けてきた
私たちだからこそ、お客様のどんなご要望も
創造し、実現します。
ALIGNMENT
15万を超える、
数々の物語がある。
半世紀におよぶアルメタックスの歴史の中で、
お客様から様々なご依頼、
ご要望がありました。
お客様とともに試行錯誤を繰り返し、
最高のカタチを実現してきた
物語をご紹介します。
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01 浴室を楽しむ新発想<ブラインド内蔵窓>
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背景
浴室用の窓といえば内倒し窓がよく使われていました。換気もしやすいため使い勝手はよいのですが、入浴時のシルエットに配慮してブラインドを付けたい場合、内側に倒れる形式なので適していません。プライバシーにも配慮しながら、例えば「坪庭のある浴室で景色も楽しみたいというニーズがあるのでは」との考えから、新しい窓の開発に取り組みました。
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開発ポイント
ブラインドは光や視線の調整に便利な一方、手入れをしないと汚れが溜まり故障しやすくなるアイテムです。そのようなデメリットを解決するため、窓と一体化することを考えました。使いやすさやメンテナンス性を考慮して内開き形式・ガラス二重構造にし、サイズはできるだけコンパクトに。基本構造は断熱性が高くなる枠構造を採用しました。
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課題
窓性能の一つとして防犯性能があります。住宅への侵入経路で一番多いのは窓からが約6割ともいわれており、重要な性能項目です。防犯性能を示すCPマークという規格に合格する必要がありますが、当時、内開き形式に認定基準がなかったため対応できないことが判明しました。そこで官民合同会議という基準化を進める機関へ性能評価ができるように相談し、結果、試験をクリアし認定の申請を受けることができました。その防犯性の高さは警察庁関係者からも賞賛され、「広く普及させてください」とのコメントを頂きました。
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発売
2007年、無事商品化が決定し発売となりました。現在も販売中のロングセラーとなっております。発売後もリニューアルのための研究開発を進める中で、この特徴的な構造が遮音性能にも効果があることがわかり、新たな発想へつながる成果も得られました。
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02 次世代に向けた技術開発 <断熱性能・防火性能>
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背景
2013年、ドイツ・ミュンヘンにて2年ごとに開催される建材展示会を視察しました。ドイツをはじめ、欧州は窓の性能が日本に比べかなり進んでおり、熱損失の約60%が窓から流出するとされていた当時の日本の住宅においては、断熱性能向上が急務の課題でした。
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高断熱な窓の開発
日本ではアルミ樹脂複合サッシという種類が主流となりつつありましたが、欧州の窓は樹脂製や木製が主流であり、アルミ製でも樹脂による熱絶縁がダイナミックに取り入れられており、断熱性能は日本のサッシと全く異なるものでした。そのような欧州の性能を取り入れつつ、日本の住宅に合う新しい窓として、断熱樹脂の採用、スリムなデザイン、網戸、操作性など使いやすさを考慮して開発しました。
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防火性能
窓の高断熱化には断熱性の高い樹脂材料が多くなるため、構造的に防火に対しては不利になるという大きな課題があります。都市部の防火地域に使われる窓には防火性能が必須となるため、この課題を解決すべく、大型の防火試験設備の導入を決めることになりました。これにより、当社の高断熱製品開発は急速に進んでいきます。
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発売
こうして2021年、高断熱窓の開発が完了し発売されることとなりました。コーナータイプの窓は都市型デザイン住宅の表情として欠かせないアイテムとなっています。今後はバリエーションの展開や、カーボンニュートラルを目指すためさらなる高断熱タイプの開発を予定しています。
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